河川工事を行うには、まず河川の管理者に許可申請をする必要があります。
管理者は河川の等級によって異なり、一級河川は国土交通大臣、二級河川は都道府県知事、準用河川と普通河川は市区町村が管理しています。
許可申請書など、必要な書類一式を管理者に提出するのが第1段階です。
この申請の承認が下りると、河川工事を行えます。
河川工事は大半が水の上での作業になるため、始めに盛り土などで仮設の道路を造ります。
この仮設道路は、仮に河川の水位が上昇しても水があふれ出さないように造らなければいけません。
また、大雨などの時には工事を行えないため、悪天候による施工延期も見越したうえでスケジュールを組む必要があります。